石油化学・合成樹脂メーカー/三井・デュポン ポリケミカル株式会社ホームページ - 技術情報ライブラリー

雑誌記事掲載一覧


二段ヒートシール機能を有する包材開発 
発表先

コンバーテック
2007年9月号

発表年 2007年 
製品名 ハイミラン(サーリン) 
内 容 イージーピールと完全シールの二段ヒートシールが可能な樹脂 
概 要

エチレン系アイオノマー樹脂(注1)は、ホスト高分子である低密度ポリエチレンの性能を維持しながら、金属陽イオンによる架橋に起因する化学的・物理的な性能が付与されています。包装材料としての代表的な特長としては、ヒートシール性(含む低温シール性)、ホットタック性、深絞り性、耐ピンホール性、透明性、耐油性等が挙げられます。アイオノマーのヒートシール性の更なる高機能化として『1つの材料で、イージーピールと完全シールの二段ヒートシールが可能な樹脂:NT07000(試作品)』の開発に成功しました。NT07000樹脂をシーラントとする包材は、低シール温度領域120〜150℃では、シール強度3〜5N/15mm程度のイージーピール性を示し、高シール温度領域180℃以上では、シール強度25N/15mm以上の完全シール性が発現します。このユニークな特長を生かした各種包装材料への展開が期待されます。
(注1)アイオノマーは、当社ではハイミラン(デュポン社では、サーリン)の名称で販売しております。

 

カリウムアイオノマーの非線形誘電スペクトル 
発表先

静電気学会誌
2007年度31号

発表年 2007年 
製品名 エンティラ 
内 容 非帯電性発現機構 
概 要

カリウムアイオノマーの非線形複素誘電率の測定が可能な実験システムを構築し、非線形複素誘電率のスペクトルを測定しました。これらのスペクトルを統一的に再現できる経験式を用い、測定した非線形誘電率の値を使うことで、実験値以外の何らの仮定なしに電荷移動に関わる特性距離3 nmと52 nmを得ることができました。これまでアイオノマーで提唱されているイオン凝集体の大きさは数nmであり、これは本検討で確認された3 nmが示す電荷移動の素過程に対応しているものと考えています。これに対し52 nmの測定結果は、カリウムアイオノマーにおける何らかの高次構造(domain)を示しているものと考えています。

 

ポリオレフィン系表皮フィルム用材料
アイオノマー樹脂:シルキーハイミラン(注1) 
発表先

コンバーテック
2006年12月号

発表年 2006年 
製品名 ハイミラン 
内 容 表皮フィルム 
概 要

ポリオレフィンはエチレン、プロピレン等のオレフィンを主体としたポリマーの総称で、近年、環境対応や衛生性、脱PVC等の観点より改めて注目されています。
アイオノマーはポリオレフィンの一種ですが、分子中にイオン基を有する為、一般のポリオレフィンと異なったユニークな特性を示します。透明性・強靭性・耐薬品性・対傷付き性・ヒートシール・接着性等の優れた特長を活かして、食品等の容器・包装材料や日用品、各種工業材料に広く使用されています。
アイオノマーの特長である、柔軟性や耐傷付き性を維持しつつ、耐汚染性・耐熱性・意匠性(艶消し外観)等の表皮フィルムとしての特性を更に改良したアイオノマー樹脂「シルキーハイミラン」の開発について報告しました。
(注1)シルキーハイミランは、当社ではハイミランの名称で販売しております。

 

高性能非帯電性樹脂 エンティラASについて 
発表先

コンバーテック
2006年9月号

発表年 2006年 
製品名 エンティラ 
内 容 非帯電性 
概 要

ポリエチレンやポリプロピレンは、優れた加工性に加え、丈夫で軽量、安価な原材料であることから、衣食住の各方面での包装材料、容器用途へと広く利用されています。 しかしながら、これらのポリマーは電気絶縁性が高い為、接触や摩擦によって静電気を容易に発生させてしまいます。この静電気によって、吸い寄せられた埃による商品の外観低下や、電子部品の破損・故障等といったトラブルが引き起こされる事が問題となっており、ポリマーへの非帯電性付与のニーズが高まってきています。
当社では、これらのニーズに応えるために、ポリオレフィン樹脂等への非帯電性付与改質剤として、2006年にエチレン系特殊樹脂「エンティラAS」を上市しました。本記事では、エンティラASシリーズの特長の概要を紹介しています。

 

Development of Packaging Material
Using Non-bleed Type Antistatic Ionomer 
発表先

PACKAGING TECHNOLOGY SCIENCE
Vol.17,p.249

発表年 2006年 
製品名 エンティラ 
内 容 非帯電性包装材料 
概 要

Generally, plastics and plastic films are low in moisture absorption and high in electric insulation. They are inherently easy to be charged with static and can cause a variety of static troubles.
We developed a functional packaging material to solve these static problems, by using potassium salt of ethylene ionomer, which is a non-bleed type antistatic agent.
Good antistatic performance was evidenced by evaluating a variety of electric characteristics (e.g. the static decay time, ash test, and saturated electrostatic charge and half-life) and surface resistivity. In addition, a characteristic was obtained with a multi-layer film in which antistatic performance appears at the mLLDPE side in the multi-layer structure with the mLLDPE. This means that the use of potassium ionmer on any desired layers in the multi-layer structure causes the antistatic performance to appear on the film surface, leading to the expectation of developing a wide variety and diversity of packaging materials.

 

加硫ゴム改質材としての高圧法エチレン共重合体の性能について 
発表先

ポリマーダイジェストWeb版
2004年9月

発表年 2004年 
製品名 エバフレックスニュクレル 
内 容 加硫ゴム物性改良 
概 要

SBR(スチレン-ブタジエンゴム)に、高圧法プロセスで製造した、EVA(注1)、E(M)AA(注2)を5phr配合して、ブランクの配合と性能を比較しました。
EVA、EEAを配合した場合、混練性が改良されることによりフィラーの分散性が向上し、加硫ゴム物性が改善されることがわかりました。E(M)AAを配合した場合(特にEAAよりEMAAを配合した場合)、制振性の指標であるtanδの測定値が高くなります。また、E(M)AAを配合した場合、貯蔵安定性が改良される結果も得られました。
(注1)EVAは、当社では「エバフレックス」の名称で販売しております。
(注2)E(M)AAは、当社では「ニュクレル」の名称で販売しております。

 

押出コ−ティング樹脂「ニュクレル」による環境問題への取り組み 
発表先

工業材料
2003年12月号

発表年 2003年 
製品名 ニュクレル 
内 容 アンカーコート剤フリー化、高速加工化、OPP対応 
概 要

アンカーコート剤を使用せずに(脱溶剤)、薄膜(資源保護、委託金削減)で様々な基材に接着し、高速加工性に優れる(包材コスト削減)環境対応樹脂として、当社で独自に開発した特殊EMAAタイプのニュクレルを紹介しました。具体的にはAC剤を使用したLDPEとの比較で、優れた加工性、接着性、種々のラミネ−ト性能及び充填テスト結果、さらに対OPP接着改良タイプのニュクレルについても一部解説しています。

 

包装用機能性樹脂の新展開
アイオノマー樹脂「ハイミラン」 
発表先

機能性・環境対応型包装材料の新技術 第2章 4項(編集発行:シーエムシー・リサーチ)

発表年 2003年 
製品名 ハイミラン 
内 容 包装材料、非帯電性 
概 要

アイオノマーは、疎水性の高分子主鎖に少量のイオン基を側鎖・末端鎖等にもつ熱可逆性ポリマーとして工業的に広く利用されています。ここでは、アイオノマーの包装材料としての特長について触れるとともに、最近開発された非帯電機能を有するアイオノマーの可能性について述べています。

 

押出コ−ティングにおけるトラブルと原因・対策 
発表先

フィルム成型・加工とハンドリングのトラブル実例と解決手法(編集発行:技術情報協会)

発表年 2002年 
製品名 エバフレックスニュクレルハイミラン 
内 容 成形加工、ラミネ−ションに関するトラブルと原因・対策 
概 要

高温に比較的敏感であるが故に問題が潜在するEVA(注1)、E(M)AA(注2)、アイオノマ−(注3)等のエチレンコポリマ−を中心に、成形加工、ラミネ−ションに関するトラブルにつき、原因・対策を実際に経験した知見に基づいて解説しています。
(注1)EVAは、当社では「エバフレックス」の名称で販売しております。
(注2)E(M)AAは、当社では「ニュクレル」の名称で販売しております。
(注3)アイオノマーは、当社では「ハイミラン」の名称で販売しております。

 

非帯電ハイミランの応用について 
発表先

コンバーテック
2002年8月号

発表年 2002年 
製品名 エンティラ 
内 容 非帯電性(内層、表層)、ノンブリード  
概 要

ハイミランは次のような汎用のポリオレフィンにない多くの特長を有しています。
・優れたシーラント適性(低温シール性、広範なシール・ホットタック性、狭雑物シール性)
・強靱な機械物性(強靭性、耐摩耗性、耐ピンホール性、突破り強度、深絞り性)
・その他の特徴(食品衛生性、金属接着性、Ny接着性)
なかでも、あるタイプのカリウムアイオノマーは、この様な特長に加え、樹脂そのものが非帯電性を発現することが知られています。このため長期に渡って安定した非帯電性が維持され、他のポリオレフィンに混ぜても添加剤系で見られる様な二次汚染(ブリードアウト、接着不良等)がありません。さらに多層フィルム構成にあっては表層はもちろん、内層にあっても良好な非帯電性が発現するという特長ある性能が発現します。ここでは、代表的なカリウムアイオノマー銘柄である「エンティラMK153」を用いた多機能コンセプトについて、実際の評価結果に基づいて紹介しています。