スキンパックの3つの特徴
[1] どんな形もシワなくパック



どんな形にもシワなくピタっと密着します。
穴あきやつぶれでお困りの製品、スキンパックなら解決できるかもしれません!
[2] 食品のロングライフ化

スキンパックにより、食品の鮮度劣化を遅らせることができるため、添加物などに頼ることなく食品のロングライフ化が可能です。
ロングライフ化により、消費者の利便性、食品ロスの削減につながるほか、PCを活用した生鮮加工、配送・在庫管理・陳列頻度の低減など小売現場での効率化に寄与します。
豚肉(ブロック肉)の鮮度評価

(弊社にて検体採取、日本食品分析センターにて測定)
色が変わってしまったり、冷凍霜がつくなども防止します。
食品の見た目もおいしく保ち、商品価値の維持、家庭での食品ロス削減につながります。
変色の抑制
4℃で3日間保管した後のエビ
(弊社撮影)

スキンパック

従来包装
冷凍やけ防止
冷凍庫で1週間保管したあとのエビ
(弊社撮影)

スキンパック

従来包装
刺身
冷蔵庫で1日保管した後の刺身盛り合わせ(弊社撮影)

スキンパック

従来包装
[3] パッケージに使用する樹脂量の削減
ピッタリと包装しているため、厚みのないシート状の底材を使用しても形崩れや液漏れの
心配がありません。
カラフルな商品を壁につるして楽しい売り場を演出しつつ、樹脂使用量を削減して
SDGsに貢献できます。
フィルムの場合

紙板の場合

スキンパックができるのはハイミラン® “透明で、強靭性に優れる樹脂”

ハイミラン®はポリエチレンの分子鎖にカルボン酸基の側鎖があり、そのカルボン酸基の一部が金属陽イオンによって分子鎖間で架橋されている構造をもっています。
この二つの構造上の特徴によって多くの優れた性質が生まれます。
特に金属イオンによる架橋結合は、一般の化学結合による架橋と異なって、熱によって結合力が変わり、加熱することにより結合力が弱くなり、冷却すると強くなる特長があります。

スキンパックについて、よくいただくご質問
- スキンパックをやってみたいが、どうすればいい?
-
専用の装置とハイミランのフィルムが両方必要です。
スキンパックでは、フィルムを温めて柔らかくし、内容物にふんわりとかぶせた後、真空にしてピッタリと包装しています。
このような工程のため、家庭用の真空パック包装や、手で巻く食品ラップとは異なり、スキンパック用の包装機が必要です。
スキンパック用の装置は、目的に合わせて2タイプございます。
- 量産(プロセスセンターなど):特定トレー形状を使用する自動機
- 少量多品種の生産(バックヤードなど):様々なトレー形状に対応可能な手動機
食品包装機器メーカー・代理店様にてお取り扱いしております。
量産向け:東京食品機械、寺岡精工
少量多品種生産向け:ハイパック
- スキンパック製品はどこで買える?
-
スーパーや通販で購入できます
精肉や鮮魚を中心に、スーパー店頭や専門店にてスキンパックを活用した製品が置かれるようになってきております。
スキンパックされた食材、見慣れた色と異なる場合がございますが、それは食材の鮮度が高く保たれている証です。
開封してしばらくすると、見慣れた色になりますのでご安心ください。
ぜひスキンパック商品をご購入、お試しいただけますと幸いです。
お取り扱い量販店の例:イオングループ