石油化学・合成樹脂メーカー/三井・ダウ ポリケミカル株式会社ホームページ - 製品紹介

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エバフレックス®エチレン系ポリマー製品群

物性

3-1)ホットメルト接着剤

 エバフレックス®は粘着付与樹脂及びワックス類を配合すると、広範囲の被着材に対してすぐれた接着性能を有するホットメルト接着剤となります。ホットメルト接着剤は接着スピードが早く、無溶剤である利点を生かして、現在、包装分野、製本分野、木工分野、その他プロダクトアッセンブリーの幅広い分野で使用されています。
 エバフレックス®はロジン類、ポリテルペン系樹脂、石油樹脂類等の粘着付与樹脂及びパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等のワックス類と良く相溶します(表1)。

表1 エバフレックス®の各種変性樹脂及びワックス類との相溶性
エバフレックス®の銘柄 EV150 EV250 EV360 EV450
エバフレックス® /変性剤 1/3 1/1 1/3 1/1 1/3 1/1 1/3 1/1



 WWロジン
 ロジン
 グリセリンエステル
 水添ロジン
 水添ロジン
 グリセリンエステル
 重合ロジン
 
 
 
 
 αピネン重合体
 βピネン重合体
 ジテルぺン重合体
脂 炭
肪 化
族 水
系 素
 オレフィン系及
 ジオレフィン重合体
× × ×
 シクロペンタジエン
 樹脂
  脂環族系炭化水素樹脂
  芳香族系炭化水素樹脂
  フェノール系樹脂 × × × × ×
  スチレン系樹脂
  クマロンインデン樹脂 × × ×
  ポリアミド樹脂 × × - - - - - -





 パラフィンワックス
 マイクロ
 クリスタリンワックス
 カスターワックス
 塩素化パラフィン
○:良 好  △:やや不良  ×:不 良

 表2に可塑剤との相溶性の試験例を示しました。エバフレックス®に対して最も効果的な可塑剤は、液状塩素化パラフィンです。
 図1にエバフレックス®EV210、EV310、EV410(MFRはいずれも400)を使用したホットメルト配合物の接着性(剥離強度)を比較してみました。酢酸ビニル含量(以下VA%と示す)のより高いエバフレックス®を用いると、より高い接着 強度が得られることが示されています。

表2 エバフレックス®EV150に対する可塑剤の相溶性
可 塑 剤 の 種 類 可塑剤 %
10 25
 塩素化パラフィン
 ジエチレングリコールジベンゾエート
 ジオクチルフタレート(DOP)
 水添ターフェニル
 N-エチルトルエンスルホンアミド ×
 トルエンスルホンアミド × ×
 ブチルフタリルブチルグリコレート
 リン酸クレジルジフェニル ×
 ブチルベンジルフタレール
○:良 好  ×:不 良

 また、図2にエバフレックス®EV210、EV220、EV250(VA%はいずもれ28%)を使用したホットメルト配合物の接着性(剥離強度)及び溶融粘度を示しました。MFRのより低いエバフレックス®を用いると溶融粘度が高くなりますが、より高い接着強度の得られることが分かります。
 さらに図3に示したように耐熱接着強度(剪断破壊温度)も向上します。